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YOKOHAMA コラム

普段の生活の中で、現在の行事やイベント、幕末から明治、大正、昭和にかけての激動の時代など、横浜ぐらしの中でふと気になったことや疑問をごそごそ紐解いています。

チューリップ 2021/05/11


 横浜市街の中心に位置し、横浜スタジアムがあることでも有名な横浜公園ですが、春のチューリップが見事なことをごぞんじでしょうか?
 公園の西側から北側にかけて、木立のある一帯を埋め尽くす約70品種14万球のチューリップの花は見事なもので、開花の時期には連日多くの人々が鑑賞に訪れて、すっかり横浜の春の風物詩として定着しました。

 チューリップの花は1997年(平成9年)に横浜市中区の区政70周年を記念して「区の花」に制定され、ロゴマークなども定めて区が普及に努めています。
 横浜公園のチューリップはその象徴とも言えるもので、そのほとんどが横浜市緑の協会のボランティアスタッフの皆さんと近隣の小学校4校の子どもたちによって、前年の秋に植えられました。そのおかげで、春になると美しい花を楽しむことができます。

 いろんな品種や色彩のチューリップの花が咲き誇る様子は、花に興味の無い人でも一見の価値があると思います。もちろん花の好きな人、花の写真の趣味のある人などにとっては、この季節の横浜公園はぜひとも訪れてほしい場所です。


日本洋裁業発祥の碑 2021/04/07


 新しい制服や式服など、春は改まった服を着る事がとても多い季節です。そういった服は、気分をとても晴れがましいものにしてくれます。

 およそ150年前の横浜開港当時、ご主人の赴任などで一緒にやってきた外国からの奥様がた。トランクにたくさん服をつめて来日した事でしょうが、日本での暮らしが永くなれば、どうしたって新しい服は入り用になるものです。
 自分たちで仕立てるのも手一杯になり、日本人の和服仕立て職人や足袋職人に依頼を始めます。和装の中でも、足袋は比較的立体的に裁断されているので、足袋職人は重宝されたのでしょう。

 そんな中、1863年、英国人ミセス・ピアソンが居留地97番に日本初女性専門の洋裁店をオープンさせます。
 日本人の職人達も、手探りながら立体的に裁断、縫製する技を身につけてゆき、外国からの職人とも、互いに切磋琢磨し合いながら洋裁業という新しい職種を切り開いていきます。
 この洋装の貴婦人像はそのピアソン夫人がオープンさせた店のその場所に建っています。

 横浜が新しい未来を切り開いていくのを、「晴れの装い」をまとい、見つめているのでしょうか。


貴族の若様のような建築物 2021/03/01


 馬車道を抜けると赤れんがの帯が印象的な建物群が見えてきます。
 なかでも一番大きな横浜第二合同庁舎は、平成7年に、旧横浜生糸検査場時代の本庁舎の外観を建築遺産の観点からできるだけ建設当時同様に再建し、新たに高層階を新設した建築物です。

 旧横浜生糸検査場は、日本産生糸の品質向上とそれによる海外での市場拡大を図るために、大正15年に建設されました。
 設計は横浜三井物産ビルや旧横浜正金銀行(神奈川県立博物館)、横浜銀行協会(旧横浜銀行集会所)も手がけた日本人設計者の遠藤於菟(おと)氏。
 赤れんがの帯はレジメンタルやロンドンストライプを連想させながら、蚕や繭、桑の葉、花、実などを意匠化した紋章やレリーフも随所にちりばめています。

 モダンと伝統を感じさせる建築物です。
 同じ外観の意匠を持つ北仲ブリック(旧帝蚕倉庫、旧旧生糸検査場倉庫棟)と隣同士に並び、街の一角に統一感をもたらしています。
 現在は歴史的建造物の外観保全が盛んな横浜市ですが、この横浜第二合同庁舎はその先駆け的な建物ともいえるでしょう。


大人気の橋 2021/02/01


 馬車道通りから合同庁舎ビルを抜けた先にかかる橋があります。
 関内と新港ふ頭を結ぶ為に造られた「万国橋」。
 物流を担う橋として昭和15年に竣工され、拡張と耐震補強を経て、今現在は関内方面からの観光のプロムナードとしても多く利用されています。
 また、MM21地区の主要な建物がフレームに入るとして、ドラマや映画、撮影のロケ地としても大人気です。数えきれないほど多くの物語の重要なクライマックスシーンで利用されています。
 「かながわの橋100選」にも認定されたその風景は、昼夜を問わず素晴らしく、頻繁に撮影で利用されるのもうなずけます。

 ですが、その開けた眺望と開放感は画面だけでは表しきれません。
 圧倒的なスケール感と、風を感じ、水を感じ、五感に訴えかける何かがここにはあります。


弁天様は海の女神様 2021/01/04


 「災」「令」この次に来る漢字、わかりますか?
 答えは「密」。
 勘のいい方はお気づきかも知れませんね。

 これは、日本漢字能力検定協会が2020年12月に京都・清水寺の森清範貫主が揮毫した「今年の漢字」です。
 2019年の「令」は、新時代の希望を託した年を受けての決定でした。

 2021年はもう少し晴れ晴れした心持ちで暮らしたいですよね。気分転換も兼ねて「七福神巡り」のお散歩に出かけてみてはいかがでしょう。
 横浜には磯子七福神、瀬谷七福神、港北七福神、金沢七福神、の4つの七福神巡りがあります。
 七福神の信仰は古く、鎌倉時代からとも安土桃山時代からともいわれています。恵比須尊は商売繁盛の神様。大黒天は豊作の神様。弁財天は学問と財福の神様。毘沙門天は勝負事の神様。布袋尊は開運・良縁・子宝の神様。福禄寿は福徳・長寿の神様。寿老人は長寿と幸福の神様。
 七人の神様たちは神道、仏教、仙人、と、宗教の壁を越えてバラエティに富んでいます。日本人の宗教観の現れとも思えるのですが、将来を明るくしたいのはどの時代でも一緒なんだなぁという事に気づかされます。

 おせち料理にも七福神にもあやかって、願望だけでも見通し明るく今年もいきたいです。