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YOKOHAMA コラム

普段の生活の中で、現在の行事やイベント、幕末から明治、大正、昭和にかけての激動の時代など、横浜ぐらしの中でふと気になったことや疑問をごそごそ紐解いています。

井伊直弼 2020/01/07

 紅葉坂を上がり能楽堂を右に行けば、井伊直弼の銅像のある、清々しい眺望の掃部山公園に行き着きます。
 井伊直弼は11代彦根藩主の14男坊(!)として生まれ、36歳の時に藩を継ぎ、44歳の時に江戸幕府の大老職に就任します。
 強引とも思える日米修好通商条約の調印で、開国反対派たちへの死罪を含む粛正を行った「安政の大獄」を引き起こしてしまいます。それが遺恨となり、46歳の時に「桜田門外の変」で暗殺されてしまいます。
 そういう人物として知られている井伊直弼。
 実は風雅の道で、この人ありと言われた人物でもあります。
 各種武術の一通りを修めたことはもとより、禅、学問、茶、書、歌、能、狂言、なんでもござれのスーパー風流人だったそうです。
 本当にいたんですね。時代マンガに出てくるような人。
 ことに茶道には一層傾倒していて、一派も興していたそうで、今でもその片鱗を現代の私たちにも伝えてきています。

「一期一会」
 この言葉は彼の書いた茶道の本で記された言葉ですが、ご存知の通り、一生一度しかない出会いを大切にしようという言葉です。
 本来は侘び茶の茶会での精神道であるそうですが、実生活においても重要な考え方であるため世に広まったのでしょう。

 スピードばかりが重視されがちな世の中だけれど、時々立ち止まって自分を振り返ろうと感じた年明けです。